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トスカーナの友人から、シリコン製のオーブンパットが送ってきた。
400℃までOKという優れものらしいが、プラスティックの柔らかい下敷きみたいで、 始めて使う時はちょっとおっかなびっくりだった。 使ってみたら、とても扱いやすく、オーブンペーパーより火の回りも良くて、ゴミも出ない。 しかも使った後はさっと水で洗えばきれいになる優れものです。 ほぼ同時にビスコッティのレシピも送ってくれた。 生粋のトスカーナ育ちの友人は郷土料理の先生でもある。 私のなんちゃってビスコッティがようやく本物に近づくと思うと心が躍る。 Cantucci di Prato ! 聞くところによると”ビスコッティの中のビスコッティ”らしい。 イタリアの食材と日本の食材の誤差を覚悟で先ずはレシピ通りに作ってみた。 やはり風土の違いは大きい。生地が柔らか過ぎて形にならない。 今回、先を参考にして私なりに違いを調整して作ってみることにしました。 トスカーナはとてもドライなところであること、 卵が日本のものより小さい。よって黄味はもっと小さいこと。 砂糖はわからないので世界共通のグラニュー糖に。 悩んだのがvin santo(聖なるワイン)甘く強い食後のワインで、 正式にはビスコッティは食後このワインに浸して食べる。 相談したら「甘口の白ワインでもポートワインでもいい、なければ入れなくてもいい」との事。 リーズナブルなオーストリアのデザートワインの小瓶を見つけたのでそれを使うことに。 分量は私のお得意”勘”を頼りに・・・(苦笑) 結果、ビスコッティ、上手に出来ました! トスカーナの彼女の家で食べたのとほぼ同じ味に仕上がりました。 以前もビスコッティにハマっていろんな種類を作りました。 でも、一番の問題は飲み物に浸しても染み込まないことでした。 ところが今回のはシミシミと染み込んでくれます。嬉しい! 作り方もとっても簡単で楽しいので、是非、本場イタリアの味、ビスコッティ、 作ってみてください:) <材料> 約50個、甘さひかえめ 全卵:大1個(卵が小さければ2個) 黄味:2個(全卵1個でもいい) グラニュー糖:150g オリーブオイル:30cc 薄力粉:150g 強力粉:150g ベーキングパウダー:10g 塩:少々 デザートワイン:30cc(ポートワインでも、甘めの白ワインでも) アーモンド(無塩、煎ってあるもの):150g ※粉類はまとめてふるっておく。 <作り方> 卵とグラニュー糖を合わせてふんわりするくらいまで撹拌します。 ゴムベラに持ち替えて上から順に加えながら混ぜます。 もったりと重い生地になります。最後にアーモンドを入れ混ぜる。 出来上がりの生地は粘土のイメージでちょっとベタつきます。 手の平にオリーブオイルをちょっとつけて生地をまとめます。 手早く棒状にし、少し手の平で押さえてかまぼこのような形に形成します。 200℃のオーブンで20分焼いて取り出し、熱いうちにそっと持ち上げてまな板の上で1センチ間隔に切ります。中はまだ柔らかいので、良く切れる包丁で素早くサクッサクッと。 オーブンにスライスしたビスコッティを壊れないように注意しながら寝かせて並べます。 再び180℃のオーブンで10分焼きます。これでカリカリのビスコッティーの出来上がり! 焼けたらすぐ網などに乗せて冷まします。
by naomieux
| 2009-06-30 21:35
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