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数日前に焼いたトスカーナパンが袋の中でカチコチに硬くなっている。 今夜はPappa al Pomodoroを作ります。 友人の話: このお料理はシエナ風とフィレンツェ風の作り方があって、 その昔1141年〜1235年まで続いた抗争が今も尾を引いていて、 シエナ人はシエナ風で作り、フィレンツェ人はフィレンツェ風で作る人が多いらしい。 今でも同じはイヤなんだって(笑) 彼女はフィレンツェ県の人だが、シエナ風のレシピが送られてきた。 簡単で失敗がないからだとか。さすが料理人である。 さてそのレシピはとても簡単で、材料さえあれば30分で出来る。 材料: 硬くなったパン(トスカーナパン、フランスパンやカンパーニュでも):約200g ざく切り 熟れたトマト、又はトマトの水煮缶:450g ※生トマトの場合、種を取りざく切り オリーブオイル:大さじ3 にんにく:2片(包丁の背で潰しておく) バジルの葉:約20枚 仕上げに飾る分を残しておく 水:400cc~500cc 塩、こしょう:お好みで ※トマトはイタリア産のトマト缶を使用しました。 ほとんど生食以外のトマト料理はイタリア産のトマト缶を使います。 味が濃くて間違いないのです。 国産のものは美味しいものはとても高価ですから。 作り方: 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。 にんにくの香りが出てきてきつね色になったら取り出し、トマト、ちぎったバジル、 塩、コショウをして混ぜながら10~15分程煮込む。そこへ水を入れて再び沸騰したら 硬くなったパンを入れパンが煮崩れてトロトロになるまで煮たら出来上がり! 仕上げにバジルの葉を飾っていただきます。 国を越え何処か懐かしい優しい味が口中に広がり、後を引く美味しさ。 真っ赤なトマトと緑のバジル、 黄金のオリーブオイル、ニンニク、 硬くなって強くなったパン、そして水。 それだけで、こんなに美味しいんだ!と感激した。 バテ気味なとき、食欲がないとき、子供からお年寄りまで食べられるイタリア版おじや。 身体の芯までゆきとどいて元気になれそうなありがたいPappa al Pomodoroでした。 Grazie !
by naomieux
| 2009-07-08 20:10
| たべもの
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