パン用の粉は,ほとんどが北の方の粉が多い。国産はほぼ北海道産だ。
ところが最近,私が愛用している小麦粉屋さんに熊本産の小麦粉が登場して
興味津々是非使ってみたいと思っていたところ、なんとこのたび、
九州、阿蘇地方で作られた無農薬の強力粉をいただいた。
しあわせー!
戴いたものは新小麦、無農薬の人の手のかかった品で、
これはもう私にとって最高級という品物。
見た目はまるでそば粉のような色で少し緑がかっている。
細引きにしてあり滑らかだが「力」が強そうだ。
ライ麦粉と同じように重く膨らみにくいらしいので、
いつもの強力粉と5:5の割合で作ってみた。
古代小麦「スペルト小麦」のような粘り強さを感じながら、
ベタつく生地を扱いやすくなるまで何度か休ませて
さっくりとまとめてシンプルなパンを焼いてみた。
思った通り、滋養の味と新鮮な香りは、
白米と玄米の違いのようです。
パン自体に生命力が漲った香ばしく美味しいパンが焼き上がった。
これは食べると元気が出そうだぞ。
南の大地のめぐみに、感謝して、いただきます!
あー、新しい粉を使うのって楽しいなあ〜♪
